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​フィラリア予防について、知ってほしい!

​フィラリアってなに?

フィラリアは、心臓の右心室から肺動脈という血管の中に寄生する、そうめんのようなサイズの寄生虫です。

感染してすぐに症状が出るわけではなく、時間をかけて、肺・心臓・肝臓・腎臓と、犬の体を痛めつけていきます。

​咳、運動がつらい、腹水、といった症状が出るころには、既に手遅れであることも。

フィラリアが心臓の弁にからむと、「後大静脈症候群」と呼ばれる症状で、急死してしまうこともあります。

​フィラリアはどうやって感染するの?

フィラリアがオスメスそろうと、感染した動物の体内で、赤ちゃん(ミクロフィラリアといいます)を産んでいます。

ミクロフィラリアは、動物の血管の中を移動しています。

蚊が動物の血を吸うと、ミクロフィラリアも一緒に蚊の中に入ります。ミクロフィラリアは、蚊の中で少し育つことで感染幼虫(L3と呼ばれます)になり、他の動物に感染する力を持ちます。

その蚊がまた動物の血を吸うときに、蚊の唾液と一緒に、フィラリアは動物体内に入ります。

​うちの子はフィラリアにかかっていますか?

血液を調べることで、フィラリアがいるかどうかわかります。フィラリアに感染したまま予防薬を飲むと、ショックを起こすことがあります。予防を始める前には、必ずフィラリア検査を行いましょう。

ただし、

・フィラリアが大人になっていないと、検査に引っかかってこない(6~7か月ほどかかるようです)

・フィラリアが少なすぎてひっかかってこない

​という可能性は残ります。

​フィラリアが体内にいる、とわかったら

​まず、さらなるフィラリアの感染が起こらないよう、予防を始めるかどうか、検討が必要です。

​感染した状態で予防薬を飲むと、ショックを起こすことがあります。慎重に、ショック予防の前投薬や、問題が起こったときに対処するためのプランを練ります。

そこから予防を続ければ、体内に入ったフィラリアは、5~8年ほどで寿命を迎えます。

ですが、その間にも、動物の体はジリジリとダメージを負います。

フィラリアの寿命をより短くするため、一部の予防薬を年中飲み続けて、大人のフィラリアに毒を盛っていき、2年ほどでいなくなってもらおう、という方法もあります。

​感染したら、大人のフィラリアを駆除してはどう?

大人になったフィラリアは、そうめん1本くらいのサイズだと想像してください。

そんな虫が、肺動脈という、心臓から肺に血液が送られる血管の中に住んでいます。これまで予防されてなかったのなら、もしかしたら、たくさんの数のフィラリアが住んでいるかもしれません。

虫を殺す薬を使ったら、その死体は一気に血流にのって肺に流れ、血管に詰まります。

​肺は酸素を体に取り込む大事な場所です。犬が、大変危険な目にあうことになってしまいます。

だからこそ、予防することが大事なのです。

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​どうしたら予防できる?

フィラリアの予防は、動物の体内に入ったフィラリアの幼虫を、まだ小さいうちに殺してしまう、という方法で行います。

○予防薬を1か月1回のペースで飲む

○フィラリア予防ができるタイプのスポット剤を、1か月1回のペースでつける

○1年間効果が持続する注射タイプの予防薬を年1回使う

​…といった方法があります。

フィラリアの幼虫が感染力をもつには、ある程度の気温の高さが必要です。

そして、蚊が動物を刺して、次の日に予防薬を飲んでも、フィラリアは100%は死にません。動物の体内で1段階大きくなると(目安は1か月後)、予防薬が確実に効くようになります。なので、フィラリアが最後に感染したかもしれない日の1か月後を目安に、飲み薬を終了します。寒くなってもダメ押し1回を飲むことが、大事なのです。

さらにフィラリアが大きくなりすぎると、予防薬が効かなくなってしまします。

そこにさらに、近年の温暖化、地域による気温の差など合わさるので、獣医師も予防が必要な期間を設定はするのですが、長めに予防するのが確実。。というのも1つの考えかと思います。

フィラリア予防のポイントは、

★ 予防期間をよく確認

★ 1か月1回、忘れずに

★ 予防を始める前に、去年の予防がうまくいったか検査

★ 予防を注射にすると確実性アップ!